空港ラウンジはご利用でしょうか。
クレジットカードのゴールドカードを持っていると、国内やホノルルの空港等でラウンジが利用できます。
いつも混みあっていてアルコール類も有料のラウンジのことではありません。
保安検査場を抜けた先にある、航空会社の広々とした、アルコール飲み放題のラウンジが利用できるパスがあるのです。
日本でも、成田空港や関空などで利用できます。
このプライオリティ・パスは有料です。
原則年間399ドル支払って会員になる必要があります。
ですが、プラチナカード等、一部のクレジットカードのホルダーなら、無料でプライオリティ・パスを取得できます。以下ご紹介します。
文中の金額はすべて税抜です。
どのようなクレジットカードでプライオリティ・パスがもらえる?
航空会社の豪華ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを、無料で獲得できるクレジットカードはどのような種類のものでしょうか。
基本的には、プラチナカード以上のカードがこの対象です。
プラチナカードとは、金色の券面をしたゴールドカードのもうひとつ上のランクのカードです。
カード券面は白銀色であることが多いです。
年会費は安いものでも2万円程度します。
ゴールドカードは比較的誰でも手に入れることができるのですが、プラチナカードの審査ともなると、それまでのクレジットカードの利用実績が重要視されます。
ですが、ゴールドカードで実績を積んでいる方ならば、十分に持てる可能性があるでしょう。
クレジットカードによるプライオリティ・パスの違い
クレジットカードによって、プライオリティ・パスがもらえる範囲、および実際にラウンジを使う際の同伴者の基準が異なるので気を付けましょう。
せっかく家族で海外旅行をする際も、無料でもらえるプライオリティ・パスによっては、家族でラウンジを利用できないことがあります。
具体的に注意したい事項は、プライオリティ・パスをもらえるのが「本会員だけ」か、「家族会員も」か、それからプライオリティ・パスを利用する際に同伴者が有料か無料か、また何名入れるかです。
年会費の高いプラチナカードとなると、夫婦揃って本会員になるよりも、家族カードを別途発行してもらうほうがコストパフォーマンスがいいものです。
ですが、家族カード会員がラウンジに入れないと台なしです。
さらに、18歳未満の子供は当然家族カードも持てませんが、ラウンジに一緒に入れるかどうかは大事です。
ラウンジは有料でも十分価値がある場所ですが、同伴者の入場可能人数はラウンジによって違います。事前にプライオリティ・パス社の公式サイトで調べる必要があります。
三井住友VISAプラチナカードは家族カード会員でもプライオリティ・パスが持てる
それでは、プライオリティ・パスを無料で入手できる各プラチナカードを見ていきます。
三井住友VISAカードは、日本のクレジットカードでも有数のブランドです。
年会費は50,000円で、家族カード年会費は無料です。
30歳以上の人でしたら、一般申込で入手できる可能性があります。
このカードの場合、家族カード会員も、本会員と同様にプライオリティ・パスが入手できます。
それから、同伴者も1名無料でラウンジを使えます。
ですから、夫婦と18歳未満の子供2人の家族旅行の場合、全員がラウンジを利用できるのです。
セディナプラチナカードは同伴者も1名ラウンジ無料
三井住友フィナンシャルグループのセディナカードからもプラチナカードがあります。
年会費3万円です。
ただしこのカードはインビテーション制ですので、申込みはできません。
セディナカードの利用実績を積んでインビテーションを待たないとなりません。
セディナプラチナカードは、家族カード年会費無料です。
ただ、プライオリティ・パスがもらえるのは本会員のみです。
もっとも同伴者1名ラウンジ利用が無料となりますので、夫婦でお出かけするならぴったりです。
女性にもお勧めで、プラチナカードなのにハローキティデザインが用意されています。
エポスプラチナカードは年会費が安い
エポスカードのプラチナカードは、家族会員制度がありません。
ですから、独身の人や、海外出張の多い人に向いています。
エポスプラチナカードでもらえるプライオリティ・パスの場合、同伴者も有料(32US$)でラウンジを利用できます。
エポスプラチナカードの年会費は安いのですが、自分で申し込むと初年度3万円です。
ですが、インビテーションが来てから申し込みますと、2万円です。インビテーションを待つとお得です。
また、年間利用額100万円以上の場合、翌年の年会費2万円となります。
ゴールドカード相当の楽天プレミアムカードでもプライオリティ・パスがもらえる
楽天カードにはゴールドカードがあり、楽天プレミアムカードはさらにその上です。
ですが、他社の基準では年会費1万円で、ゴールドカードに該当します。
家族カードは500円です。
他社ゴールドカードと違うのは、プライオリティ・パスが無料で入手できることですが、ただし本会員限定です。
同伴者は、1回3千円支払うとラウンジを利用できますので、エポスカードと同様夫婦にお勧めです。
JCBゴールド ザ・プレミアは、プライオリティ・パスが入手できる上級ゴールドカード
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカードの上級版です。
ゴールド会員が年間100万円以上の利用を2年続けると、自動で招待してもらえます。
年会費は、前年度利用額が100万円以上の場合は1万円で、ゴールドカードと同額なのがメリットです。
家族会員については、1枚目無料です。
プライオリティ・パスは、本会員のみ無料で入手できます。
ただし同伴者も、1回につき2,000円支払うと、ラウンジを利用できます。
プロフィール:クレジットカード等、金融関係に強いライターです。クレジットカードは大好きで、JCBゴールド・ザ・プレミアを始め6枚所有しています。カードを上手に使って、快適な生活を実現しましょう。