女性の一人暮らしでも安心な賃貸物件を探す6つの方法

女性が一人暮らしを始めようと考えたときに最初に壁となるのが安心して住める賃貸物件探しです。

賃貸物件が多い地域でも女性の一人暮らしに適した物件を探すとなると難易度は一気に跳ね上がります。

お得な賃貸物件はなかなか空きが出ませんし、割安に思われる物件の多くは女性の一人暮らしに向いておらず安心できないものばかりです。

女性の一人暮らしにふさわしい賃貸物件を探す上で重要なのは、見落としがちなポイントを取りこぼさないことです。

物件の長所ばかりに目が向いていると思わぬポイントを見落としてしまい不安材料を抱えたまま一人暮らしをスタートさせるハメになってしまいます。

チェックポイントを丁寧に確認し安心して住める物件を探しましょう。
今回は、女性の一人暮らしでも安心な賃貸物件を探す方法を紹介します。

オートロックは安心だけど過信は禁物

女性が一人暮らしするための賃貸物件を探すときに優先条件となるのがセキュリティです。

セキュリティの高さは安心安全な生活に欠かせない条件です。
特に不審者の侵入を防止するオートロックは多くの女性が物件に求める希望条件となっています。

部屋の鍵だけでなく建物全体の鍵となるオートロックがあれば安心度は大きくアップします。

ただし、オートロックがあるからといって過信は禁物です。
オートロックとひとくちにいってもいろいろな種類があることをご存知ですか?

防犯カメラ付きの強固なセキュリテイのものもあれば番号総当たりで解錠できてしまう旧式のものまで、同じオートロックでもセキュリティレベルはバラバラです。

特に既存のマンションやアパートに追加工事でオートロックを追加したような物件では入口だけは十分なセキュリティレベルでも建物の脇や裏などから侵入できてしまうケースもあります。

オートロック付きであるからと言って書類だけで安心せず必ず現地でセキュリティ状況をチェックしておきましょう。

相場より安い賃貸は理由をきちんと調べる

相場より安い賃貸は理由

賃貸物件を探していると相場より安い物件を見つけることがあります。

家賃が安いのは大きな魅力ですが、安さには必ず理由があります。
家賃の安い理由が間取りの使いにくさやシーズンオフであることなど安全性とは直接関係ない理由であるなら問題ありません。

しかし、周辺の治安状況や両隣や上下階の住人が問題を抱える人物であることが理由で家賃が下げられているような物件は安心とは程遠く女性の一人暮らしには不適切です。

家賃の安さに飛びついてしまうと必ずと言っていいほど失敗します。
すぐに借りてが見つかってしまうから早く契約を、などと不動産業者が強く勧めてくる物件は特に注意が必要です。

どんなにお得に思えても家賃が安い理由がはっきりしないのなら手を出さないのが賢明な選択です。

周辺施設によって治安は変わる

物件の治安状況は周辺施設によって変わります。

駅や繁華街に近い賃貸物件は利便性は高いもののケンカやゴミのポイ捨てなどのトラブルが起きる可能性が高く、必ずしも女性の一人暮らしには向いていません。

飲食店が近くにある物件も不特定多数の人が近所をうろつくことになるので治安はイマイチです。
治安の面でいえばオススメなのが学校の近くにある物件です。

特に女子校や女子大の近くにある賃貸物件は女性の一人暮らし向きの物件が多く、治安の面でも安心です。
幼稚園や保育園の近くは多少の騒音はあるものの、条例による出店規制などもあるので治安に関しては優秀です。

物件の品位はゴミ捨て場に表れる

女性が一人暮らしをする賃貸物件を探す上で気になるのが集合住宅の品位です。

マンションやアパートなどの集合住宅は住民の品位は民度がそれぞれ異なります。
品位の低い物件は騒音などのトラブルが起きやすく女性の一人暮らしには不向きです。

集合住宅の品位をチェックするのに便利な方法が共用のゴミ捨て場を見ることです。
住民が共同で使うゴミ捨て場は品位があらわれやすい場所です。

清潔に使われていれば周りの人への配慮ができる住民が住んでいる物件です。
反対に汚れたままになっていたり分別がいい加減だったりする場合は、最低限のルールも守れず自分のことしか考えない品位の低い住民が済んでいる証拠です。

住民全員をチェックして品位を知るのは現実的ではありませんが、ゴミ捨て場のチェックなら簡単です。
魅力的に思えてもゴミ捨て場の状態がひどいのなら考えなおすことをオススメします。

コンビニの雑誌売場は超重要

物件が建つエリアの住民層をチェックするのに重要なのがコンビニの雑誌売場です。

コンビニは売れ筋商品しか置かないので雑誌売場のラインナップは店に来店する客層に最適化されています。
ファッション誌やトレンド雑誌が多ければ若い女性が、女性雑誌や漫画雑誌が多ければ主婦や子どもなどファミリー層が多いと判断できます。

注意が必要なラインナップとしてはパチンコ・パチスロ雑誌紙や競馬雑誌、バイク情報誌やデコトラ専門誌などです。
これらの雑誌が棚の大部分を占めているコンビニでは客層がうかがい知れます。

治安面でも安心できないので周辺環境を入念にチェックする必要があります。

高層階だからといって安心するのは早い

女性の一人暮らしでは不審者が侵入しやすい1階は避けたほうがいいというのが常識です。

しかし、2階以上だからといって安心するのは早すぎます。
2階以上でも不審者が侵入しやすいなどリスクを抱えた物件はいくらでもあるので、高層階というだけで安心してはいけません。

例えば、周辺に同じような高い建物があると高層階でも窓の中が覗きこめてしまう可能性があります。
直接侵入されるリスクはなくても覗かれるようでは安心できないのでカーテンなどの対策が必要になります。

隣接する建物との位置関係によっては高層階の部屋でも雨どいなどを足場にして簡単に侵入される可能性もあります。
高層階は安心材料のひとつではありますが絶対的な保証はありません。

必ず自分の目で現地の状況をチェックしましょう。

まとめ

女性の一人暮らしの賃貸物件

女性の一人暮らしの賃貸物件探しでは間取りや利便性に目が行きがちですが、安心できる住まいを探すにはそれだけでは不十分です。

ぱっと見ではわかりにくい物件の安全性を見極めることが安心して暮らせる賃貸物件を探すコツです。
住んだ後のことをイメージしながら物件を丁寧にチェックしましょう。

不安が解消できないのなら安易に妥協せず納得いくまで探すのが安心できる住まい探しのポイントです。

 

ペンネーム:つばくろや

プロフィール:「生活の質を下げずに無理なく貯金」をモットーに貯蓄術やライフプランなどを手掛けるWebライター。
生活の質を改善した結果として貯金できる余裕を生みだした実体験をもとに生活向上につながるアイデアを発信します。