頭の良い子に育てる方法3つ!普段の生活にすぐに取り入れることができます

誰しも、我が子には幸せな人生を歩んで欲しいと思うものです。

そして、子どもが幸せな人生を歩むために、「子どもの将来の可能性」を出来るだけ広げてあげるのが親の役割です。

子どもの将来の可能性を広げるためには、頭の良い子に育てることが不可欠です。
それでは、我が子を頭の良い子に育てるためには、日々どのように子どもと関わっていくべきでしょうか?

ここでは、頭の良い子に育てる方法をご紹介します。

思考力のある子に育てるには

「頭の良い子」と言っても、「頭が良い」には様々な意味が含まれています。

勉強が出来て成績が良い子、スポーツが抜群に上手くて作戦を上手く立てられる子、コミュニケーション能力が高くて他人と上手くやっていける子、発想力のある子…

「頭が良い」には様々ありますが、共通するのは思考力が必要だということです。

つまり、頭の良い子に育てるためには、思考力のある子に育てる事が近道なのです。
それでは、思考力のある子に育てるには、どのようにすればいいでしょうか?

考えさせるおもちゃを与える

頭の良い子を育てる方法その1は、考えさせるおもちゃを与えることです。

子どもの思考力を養うためには、おもちゃを与えるときも、どのようなおもちゃを与えればいいのか注意しましょう。

すでに組み立てられていて完成されたおもちゃや、電池やリモコンで動くおもちゃは、華やかですし子どもにとって魅力的です。

しかし、これらのおもちゃで遊ぶ際、子どもはほとんど考えることがありません。
思考力を養うには、積み木や粘土、折り紙など、想像力を膨らませることのできるおもちゃにきましょう。

このようなおもちゃで遊ぶとき、子どもは頭をフル回転させます。
例えば積み木でお城を作るなら、「積み木を何個並べよう?」「高さはどのくらいにしようかな?」など様々な事を考えながら作っているのです。

これが「思考力」の土台となり、日々考える癖がついていくのです。

 口出し、手出しをしない

頭の良い子を育てるには、口出し、手出しをしないことも大切です。

子どもの思考力を養うには、子どもが何かを達成しようと頑張っているとき、出来るだけ口出し・手出しをしないようにしましょう。

子どもが上手に出来ないとき、つい大人はもどかしくなってアドバイスをしたくなったり、手伝ってあげたりしたくなるものです。

しかし、それをググッとこらえ、子どもを見守ってみましょう。
たとえば子どもが粘土で車を作るときに、子どもは、大人から見ると不完全な出来栄えの車しか作ることができないでしょう。

子どもが不恰好な車を作っていると、大人は「もっとこうしたら?」と手を貸したくなります。

しかし、子どもは自力で車を作っている時、試行錯誤しながら想像力を働かせています。

親は、その過程を邪魔しないようにしましょう。
また、大人がベストな方法を教えてしまうと、正解を知ってしまった子どもは、次回から考えたりチャレンジする事を辞めてしまうかもしれません。

ぜひ、子どもに試行錯誤させてあげましょう。

子どもの自己肯定感を伸ばす言葉がけをする

頭の良い子を育てる方法その2は、子どもの自己肯定感を伸ばす言葉がけをすることも大切です。

自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」と文字通り自分を肯定する心の感覚です。

自己肯定感の高い人ほどチャレンジ精神に溢れ、プラス思考で、他人とも対等な良い関係を作ることができます。
そして、自己肯定感の原型は、幼児期の体験によって形作られると言われています。

何事に対しても臆せずにチャレンジできる自己肯定感は、頭の良い子には不可欠です。
それでは、自己肯定感を伸ばす言葉がけとはどのようなものでしょうか?

子どもの自己肯定感を伸ばすには、親が子どもを信じることが必要です。
あなたは、学校から帰ってきて遊んでいる子どもを見て、子どもが宿題をしたのか気になります。

そんな時、「まだ宿題が終わってないんじゃない?宿題をやってから遊びなさい!」と子どもに言いたくなります。
子どもはそれを聞いて「もう少ししたらやろうと思っていたのに…」と落ち込みます。

これが、自己肯定感を奪う原因です。
親が「子どもは宿題をしないだろう」と思うことは、子どもを信頼していないという事になります。

そして、それが子どもに伝わってしまい、子どもの自己肯定感を下げるのです。
そんな時は、「まだ宿題が終わってないんじゃない?」ではなく「いつ宿題をやる予定なのかな?」と話しかけましょう。

「子どもを信頼している」ことを前提に話しかけるのです。
このように言葉がけをすることで、子どもは自分が信頼されていると感じ、前向きに取り組む意欲が出てきます。

やりたいことをトコトンやらせる

頭の良い子に育てる

頭の良い子を育てる方法その3は、やりたいことをトコトンやらせることも大切です。

子どもが何かに夢中になって遊んでいるとき、親が「もう帰る準備をするよ」「もうご飯の時間だから終わりにしなさい」などと話しかけても、なかなか聞き入れてくれませんよね。

もともと子どもには好奇心と集中力が備わっており、やりたいことはトコトンやりたいのです。
ぜひ、子どもが夢中になって遊んでいる時はトコトン遊ばせであげましょう。

子どもはトコトン遊んでいる中で、新しい発見をしたり、失敗をして改善点を見つけ出したり、様々な視点から物事を考えるようになるのです。
それにより物事に対する好奇心や集中力がさらに深まり、思考力が磨かれ、子どもの将来に繋がるのです。

親が積極的になって通わせている子どもの習い事や学習塾とは違い、子どもは夢中で遊んでいるときに、受け身ではない能動的な思考をしています。
この能動的な思考力が、子どもの将来の頭の良し悪しに大きく影響するのです。

頭の良い子を育てる方法 まとめ

頭の良い子を育てる方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?

子どもに対する親の接し方で、子どもの思考力や自己肯定感、好奇心や集中力も変わってきます。
ぜひ普段の生活で意識したいですね!

 

ペンネーム:ゆり

プロフィール:現在子育て中の主婦です。
長年、塾の講師をしていた経験があります。生徒のご両親とお話しする機会がたくさんあり、その中で、頭の良い生徒のご両親は、どのように子どもと接しているのかを間近で見てきました。