手作りのお菓子が作りたい!
でも計りにかけたり計量カップを駆使したりめんどくさいのはすごくイヤだなぁ、かといって手作りキットのお菓子ってイマイチ手作り感うすいですよねぇ?
というわがままなあなた、おまたせしました。
めんどくさい計量なし、洗い物もあんまりしなくてよし、手間いらずにほぼまぜて焼くだけでおいしいといったアメリカンスイーツをつくってみませんか。
適当につくっておいしいものがあるんです
今回紹介するケーキは、主にベーキングパウダーをで膨らませるものなので、ケーキ作りの難所、卵の泡だてもしなくてだいじょうぶ。
あれってお菓子づくりをしたことある人ならわかると思うのですが、ひじょうに二の腕が疲れるうえ、時間がかかるんですよね。
加えてバターのお値段がまだまだ高い現在、どのおうちにもかならず常備しているサラダ油を使って経済的においしく焼けてしまうのも魅力でございます。
労力を惜しみ経済をしぶっておいしいものをつくる、しかもけっこういっぱい出来上がるという夢のようなケーキをあなたも作ってみませんか?
以下アメリカ発の適当ケーキのレシピです。
適当にキャロットケーキの作る方法
材料 18センチパウンド型1つ分
・ホットケーキミックス 袋半分
・卵 2個
・にんじん 一本
・くるみ ひとつかみ
・レーズン ひとつかみ
・レモン汁 小さじ1
・お砂糖 大さじ7
(白くないお砂糖があればそっちのほうがコクが出るような気がする)
・サラダ油 大さじ7
※ 大さじなければカレースプーンで可
小さじなければティースプーンで可
作り方
はじめに
★事前にオーブン 180℃に余熱できたらいいな。でも忘れてそのまま焼いたけど大丈夫でした。
★型には薄くサラダ油をぬっておいてね
1 にんじんをピーラーで削る。
キンピラに使うときの感じで切ってもよし。
このとき間違えてもていねいにすりおろし
たりしないようにする。(めんどくさいので)
できたらレモン汁をかけておく。
2 くるみを袋の上から手で砕く
干しぶどうを刻む(めんどくさかったらしなくていい)
3 ボールに卵を2個割り、お砂糖大さじ7、サラダ油大さじ7を入れてよーく混ぜる
4 3に箱に入ったホットケーキミックスの、だいたい半袋をドサドサっといれ、2のくるみと干しぶどうを加えて、適当にまぜる。(丁寧に練るようにまぜるとかえってよくない)
5 型に入れてオーブンで180℃で20分焼く
フォークを挿してみてなにもついてこなければ焼き上がり。
おかし豆知識
アメリカはペンシルバニア州でポピュラーなクラシックなら焼き菓子です。
キャロットというわりにはにんじんぽさはあまりない上、この手のお菓子にありがちなホットケーキ臭も皆無です!
これにクリームチーズを練り練りしたものを塗ったのが70年代アメリカの流行スイーツだったとか。
適当にコーヒーケーキを作る方法
材料 18センチパウンド型1つぶん
★トッピング
・サラダ油 大さじ3
・砂糖 大さじ2
・ホットケーキミックス 大さじ3
・シナモンパウダー 少々
★本体
・ホットケーキミックス 袋半分
・卵 1個
・サラダ油 大さじ2
・ヨーグルト 半パック
・レモン汁 小さじ1
・お砂糖 (白くないお砂糖があれば
そっちのほうがコクが出るような気が
する) 大さじ2
作り方
トッピング
ホットケーキミックス、砂糖、シナモンパウダーをお皿に入れたうえにサラダ油を入れフレーク状のものをつくっておく
本体
1 ボールに卵2個を割り入れよくまぜる
2 サラダ油大さじ2をいれよくまぜる
3 お砂糖大さじ2を入れてよーく混ぜる
4 ヨーグルト半パックとレモン汁小さじ1を入れてよくよく混ぜる
5 ホットケーキミックスを加えて適当に混ぜる
(よく混ぜない)
6 焼型に5をいれ、上から先に作っておいたトッピング
をまんべんなく散らし、180℃のオーブンで、20分
焼く。フォークを挿してみてなにもついてこなけれ
ば焼き上がり。
おかし豆知識
コーヒーと言っても「コーヒータイムに楽しむためのケーキ」という意味で、コーヒーの味がしないのがポイントです。
カリカリとしたトッピングが美味。こちらもアメリカのポピュラーなケーキです。
本当にコーヒーを入れたバージョンも存在するみたい。
まとめ
結構ちゃっちゃとかんたんに、食べ応えのある量できてしまったと思いませんか?
この手の裏技系お菓子はホットケーキの粉を使って入るなあという独特の匂いや不味いわけではないけれど決しておいしくもないという場合が多いですよね。
でも今回紹介したものについては、ご安心を。
アメリカは広いから分量とかおおらかだなぁ思いつつ適当に入れたコーヒーと一緒に食べてください。
味はどういうわけかけっこう繊細でおいしいのがウリです。
プロフィール:図書館司書。大草原の小さな家をはじめ、子供の頃から読んだ本に出てくるお菓子を実際に作ってみることが趣味。
作るのに2時間かかるわりに食べるときは5秒でなくなってしまうお菓子にギモンを感じ、さっさとたくさんできるおいしいお菓子の作り方を日々研究中。
言われたらイヤな言葉は「わたしこのパイ嫌いなのよね」