この記事を書いた人
【ペンネーム】RYO
【プロフィール】毎日3~5杯くらい飲むコーヒー好き。生豆を業者から購入して自分で焙煎して飲んでいます。最近はエスプレッソマシンも購入して更に幅広い角度からコーヒーを楽しむようになりました。
最近ではスターバックスやドトールなどのカフェが全国的に増えたことで、気軽に色々な種類のコーヒーが飲めるようになりました。
私もコーヒーが大好きで、カフェ以外でも自宅で自分で入れたりしながら毎日3~5杯くらいは飲んでいます。
そんな身近なコーヒーですが体に良いと思いますか?悪いと思いますか?
今回はコーヒーの健康への影響について解説しながら、体に良い淹れ方や飲み方などをご紹介します。
コーヒーは体に良い?悪い?
調べてみるとわかりますが、コーヒーが体に良いという記事と同時に体に悪いという記事も出てきます。
ずばり正しいのはどちらかというと『体に良い』が正解です。
まずコーヒーといっても色々なメニューがあり、ブラックだけとは限りません。
特に最近では甘みの強いコーヒーメニューも多くあります。
それらの過剰摂取に繋がるため体に悪いという意見がありました。
また、昔からいわれているコーヒーの体に悪い原因の1つがカフェインの過剰摂取です。
カフェインは中毒性のある成分でもあり、たくさん摂ると動機やめまいがしたり不眠症を引き起こす原因になる可能性もあります。
カフェインはお茶や栄養ドリンクなどにも含まれています。
それらに比べてコーヒーは特にカフェインの量が多い事から、カフェイン入りの飲み物の代表として体に悪いといわれる場合があります。
ただし、間違えてはいけないこととして過剰摂取が問題なのであって本来カフェインは体に良い成分でもあるのです。
またカフェイン以外にもコーヒーにはたくさんの体に良い成分が含まれています。
コーヒーに含まれる体に良い成分
カフェイン
過剰摂取はNGのカフェインですが、適量を摂取することで体にとって様々な良い影響があります。
まず神経を興奮させて覚醒してくれる作用があります。
これによって記憶力の向上が見込めたり、集中力がアップすることで作業効率が上がったりします。
また脂肪を分解したり燃焼を促進してくれる効果もあるのでダイエットにも向いています。
更にコーヒーの香りは精神を落ち着かせてくれる効果があるので、リラックス効果が期待できストレス発散にも繋がります。
ポリフェノール
ワインに多く含まれている事から有名になったポリフェノールもコーヒーに含まれています。
ポリフェノールは脂肪燃焼を促進してくれる効果の他、血圧を下げたり血液をサラサラにしてくれる効果などがあります。
またコーヒーにはポリフェノールの1種であるクロロゲン酸という成分が多く含まれています。
クロロゲン酸は血糖値を下げてくれたりシミを予防して美肌効果を与えてくれたりもします。
トリゴネリン
トリゴネリンは脳の神経に作用して頭を活性化してくれる効果があります。
脳内の情報伝達の能力を上げてくれるので認知症やアルツハイマーなどの予防に効果があります。
体に良いコーヒーの淹れ方
コーヒーには以上のような成分が含まれているため、飲みすぎなければ体に良い飲み物だと言えます。
ただしコーヒーなら何でもいいというわけではなく、砂糖などを控えめにした甘みの少ないものの方が健康には良いです。
また健康的に摂取したい場合は、淹れ方でも注意しなければならないポイントがあります。
生豆の焙煎度合いに注意
ポリフェノールやトリゴネリンなどの成分は熱に弱いです。
コーヒー豆というのは生豆を熱して焙煎して挽いてから淹れるという流れになりますが、この焙煎のタイミングで体に良い成分が失われやすいです。
自宅で焙煎している方なら自分で焙煎度合いが選べると思いますので、できるだけ浅煎りにすると体に良い成分を残しつつ焙煎することができます。
また細かく温度調節などができる場合は、高温で一気に焙煎するのではなく低温でじっくり焙煎した方が体に良い成分が残りやすいです。
確実に抽出したいならコールドブリュー
ここ数年でかなりメジャーになってきたコーヒーの淹れ方の一つにコールドブリュー(水出しコーヒー)があります。
文字通り水で抽出する淹れ方になるので、熱いお湯を注ぐドリップ式に比べて熱に弱い成分が失われにくいです。
またコールドブリューで淹れたコーヒーにはドリップ式で淹れたコーヒーよりもカフェインの量が少なくなるメリットもあります。
カフェインレスのコーヒー豆
特に妊婦の方などはカフェインの摂取は極力控える必要があったりしますし、1日にたくさんコーヒーを飲む方もカフェインを抑える必要があります。
そのような方はカフェインレスのコーヒー豆も販売されているので、そういったものを選ぶことでカフェインを抑えつつコーヒーを楽しむことができます。
(ただしカフェインが全くなくなっているわけではないので注意は必要です。)
体に良いコーヒーの飲み方
コーヒーの淹れ方の注意点がわかったところで、次は体に良い飲み方や注意点について解説します。
できるだけブラックで
コーヒーに加えるものによって、同じコーヒーでも体に良いものから悪いものに変化してしまう可能性があります。
砂糖などはできるだけ控えるようにして、たくさん飲むのであればミルクも脂肪分の少ないものを選んだり豆乳などの体に良いもので割ったりすると良いです。
缶コーヒーは味を良くするために甘味料やミルクなどがたくさん入っているので、飲み過ぎには十分注意しましょう。
1日に4杯程度に抑える
量によっても変わりますが、1杯のコーヒーには約100mg弱のカフェインが含まれています。
成人が1日に摂取して良いカフェインの量はおおよそ400mgといわれているので、多くても1日4杯程度に抑えるようにしましょう。
どうしてももっと飲みたい場合はカフェインレスの豆を使ったり、1杯を減らして回数を分けると良いです。
まとめ
以上、コーヒーを飲んで健康になる方法について、淹れ方や飲み方などを解説してみました。
コーヒーには多くの体に良い成分が含まれていますが、飲み過ぎる事で体に悪い飲み物にもなってしまいます。
正しい淹れ方と飲み方で適量を摂取して、美味しく健康的に毎日を過ごしましょう。