この記事を書いた人
【ペンネーム】いたちょこ
【プロフィール】健康状態が悪化したためやむなく糖質制限を強いられたアラサー。
甘いものが好きなためあらゆる情報をリサーチして、糖質制限しながらも甘いものを食べるアイデアを模索しています。

最近糖質制限される方が多いですよね。

私も健康に気を使って糖質制限しています。
でも無類のスイーツ好きなので甘いものしかり、糖分の多い食べ物を我慢するのはしんどいです!

なので自分なりに工夫してスイーツを作ってみたりもします。
糖質制限しているけど甘いものが食べたいというあなたに、甘いけど太らない甘味料と、おいしく食べてむしろ痩せる食べ合わせのコツを教えます!

ゼロカロリー商品に使われるのは人工甘味料

甘いけど太らない砂糖の代用になる甘味料でよく知られているのがカロリーゼロの人工甘味料です。

砂糖の200倍や600倍など強い甘みを持っていて代謝されてもほぼカロリーにならない、体内に吸収されず排泄されるなどの特徴があり、カロリーがゼロで表記されています。

日本の食品等に使用されている人工甘味料は主に以下のようなものがあります。

アスパルテーム
スクラロース
アセスルファムK
サッカリン
エリスリトール

糖質オフ、シュガーレス、カロリーゼロなどのヘルシーを売りにした商品にはこれらの人工甘味料でカロリーを調節しています。

お菓子や飲料やをはじめ、ドレッシングやレトルト食品などの加工食品などにも多く使われています。
普段よく食べている商品の原材料名の欄を見るとけっこう人工甘味料が使われていて驚きます。

人工甘味料は危険かもしれない

しかし上記で上げた人工甘味料には以下の不安点が指摘されています。

・発ガン性や毒性がある
・カロリーゼロなのにインスリンが分泌されて血糖値が上がる
・うつ病を引き起こす

人工甘味料は危険だという人が多い中で、その見解は誤りで人工甘味料は安全であるとの報告もあるので、どっちが本当なのかまだはっきりとは答えは出ていません。

ただ人工甘味料は腸内環境を荒らすという研究結果が出ています。

人工甘味料を多く摂取する人は摂取しない人に比べ、消化や代謝にかかわる腸内細菌のバランスが変化し血糖値が下がりにくくなるということがわかっています。

また善玉菌は肥満を防止し、悪玉菌は肥満を促すことがわかっていて、つまりデブ菌と呼ばれる肥満になりやすくさせる悪玉菌が増殖してしまうことにもなりかねません。

人の体の70~80%の免疫細胞は腸内にあり、精神を安定させるセロトニンのほとんどは腸で作られます。
腸内環境が乱れると結果としてガンやうつ病を引き起こすことにもなりかねません。

安全性がきっちり確認されるまでは、やはり危険だと言われている人工甘味料は避けた方がいいと思います。

カロリーゼロでも危険じゃない甘味料

じゃあ結局糖質制限している限り甘いものは食べられないじゃないか、と思った方ご安心ください。

甘味料でもゼロカロリーでありながら比較的安全性が高いものがあります。

それが、ステビアです。

ステビアハーブの一種で、砂糖の300倍の甘みを持っています。
ステビアは今のところ毒性など人体に悪影響を及ぼす作用は確認されていませんし、むしろ摂取すると血糖値を下げることがわかっています。

以前は妊娠や出産に悪影響を及ぼすといわれていましたが、後にそれを覆す実験結果が出ているので、今のところステビアは安全性の高い甘味料だといえます。

ちなみに粉末状に加工されたステビアはコスパと使い勝手がよく、インターネットなどで販売されています。

ステビアを使っておいしく痩せる食べ方

安全で血糖値も下げてくれるなんて甘党にとっては素晴らしい甘味料だと讃えたくなりますが、一つ残念なことがあります。

ステビアは甘いけどその分苦い!
少量で十分な甘さが感じられるくらい甘みはものすごく強いのですが、甘さよりも先に苦みがやってきます。

私も初めて食べたときは「苦っ、これじゃ使えないよ」と嘆いたものです。
ステビアでお菓子を作ると苦みが際立ってとてもまずかった思い出があります。

けど苦みと相性のいい食材であれば、ステビアが甘味料として大いに役立ちます。
おすすめはココアとコーヒー。
ココアとコーヒーはもともと苦みがあるのでステビアを混ぜても苦みに違和感がありません。

コーヒーに含まれるカフェインには脂肪を燃やして熱を作り出す褐色脂肪細胞を活性化します。さらにコーヒーには血糖値を下げてくれる働きもあります。

ココアに含まれるデオブロミンやカカオポリフェノールが血流を促してくれるので代謝がアップし、さらには食物繊維で腸内環境も良くなりヤセ菌である善玉菌も増えます。
ココアは砂糖やミルクの混ざったミルクココアなどの調整ココアは糖質が多いので、純ココア(ピュアココア)にしましょう。

普通に飲む分に使ってもいいですし、スイーツもおいしく作れます。
ただケーキやクッキーなどを作る際は小麦粉の糖質が高いので、大豆粉、おから、黄な粉、アーモンドプードルなどで代用すると糖質が抑えられます。

大豆に含まれるβコングリシニンには脂肪を燃焼させるホルモンであるアディポネクチンの分泌を増やしてくれます。

コーヒー、ココア、大豆には痩せる以外の健康効果が多数確認されているので、痩せながら健康にもなっていく体にメリットが多い食品です。

まとめ

私はステビア以外の人工甘味料をあまりおすすめしませんが、人工甘味料の危険性に不明瞭な点が多いので必ずしも悪いとは言いません。

摂りすぎに注意しながら料理によって使い分けるなどの工夫をして上手に取り入れてみるといいと思います。