嫌いな上司の対処法と上手く付き合っていく方法について解説!

この記事を書いた人

【ペンネーム】リョウタロウ
【プロフィール】数度の転職で色々な会社での人間関係を経験してきました。経営管理部や人事部などでの職務経験もあり、現在は職場の仲間の相談役になって、同僚の悩みを聞いたり上司との橋渡し役になって職場の円滑化に努めています。

「指示するだけで自分は何もしてない。」という上司。
「自分勝手すぎて腹が立つ。」という上司。

いませんか?

仕事をしていると、中には自分とは性格が合わなかったりモラル的に間違ってるような人もいますよね。

しかし仕事。例えそんな人であっても全く関わらないというのは難しいです。
そしてもしそれが自分の上司の場合、毎日の仕事が辛く感じてしまう原因にもなってしまいます。

そこで今回は嫌われやすい上司の特徴をふまえつつ、嫌いな上司の対処法や上司と関係を崩す事なく上手く付き合っていく方法ついて解説していきます。

嫌いな上司と上手く付き合っていく方法とは

ずばり嫌いな上司と上手く付き合っていくためには、人徳力を得ることが大切です。

実は「嫌いな上司と上手く付き合っていく」という中には2つの事が隠れています。
それは嫌いなのが「上司」だという事と「付き合っていかなければならない」事です。

上司という事で自分より会社内では絶対的な力があります。
その事が原因で嫌いになっているという人も多いと思いますが、反発するだけでは解決はできません。

また、もし仮に嫌いな相手が友達だったら関わらないようにしていれば済む事ですよね。
しかし仕事の関係だからこそ確実に付き合っていく必要があります。

だからこそ会社内での絶対的なパワーをなんとかする必要があります。
例えば上司よりも出世してしまうといった方法が取れるのなら一番確実ですしシンプルな対処法ですが、なかなか難しいですし時間もかかります。

ですのでそのパワーを上手にいなしたり、またできるだけ圧力が掛からないようにしていく事が大切になります。

では権力のある上司に対してどういう対処法を取ればいいのかというと、そこで重要になってくるのが人徳力です。

嫌いな上司に対抗するための人徳力とは

一言でいうと徳の得やすさです。
似ている言葉で人望があります。

これもほとんど同じで、周りから多くの事を望まれる人の事をいいます。

仕事での人間関係ではこの人徳力がとても大切になってきます。
人徳がある人というのは、周りからすると一緒に働きやすいですし頼りがいもあるので、仕事上の立場に関わらず意見を聞き入れてもらいやすいです。

また、発言権を得やすい事から周りの人に対して影響力があります。
更に人徳力がある人は会社内での地位の高い人からも好かれやすいという特徴もあります。

そういった人に対しては例え嫌いな上司でも、自分の気分で理不尽に振る舞ったり権力を使って横柄な物言いがしづらくなるものです。

「でもそんな人徳力は自分にはない」という方も大丈夫です。
自然なまま人として良い振る舞いができれば得られるものなので誰にでもできます。

ただし嫌いな上司の元で人徳を得ていく必要があるので、上司が嫌いな理由を明確にして対処しながら、周りの人達にプラスに振る舞っていく事が大切です。

嫌いな上司の代表例と対処法

上司を嫌う理由は色々ありますが、よく言われる嫌われる上司の代表例が下記になります。

対処法も一緒に載せておくので参考にしてみてください。

嫌いな理由と対処法1~理不尽~

別の人が同じ事をやって褒められたのに、自分だけ叱られたなど判断基準がわからない上司は嫌なものですよね。
ただ、上司も人間ですし上司の上にも上司がいて、理不尽な対応をされてストレスが溜まっていたりする場合もあります。

ですので、自分も正面からそのストレスを受けないようにして「ストレスが溜まってるんだな」と冷静に受け流してあげることが大切です。

嫌いな理由と対処法2~仕事ができない~

長く同じ職場に勤めていたりする時に多いのが、仕事ができないのに責任のある立場になっている上司です。

適切な指示ができないので全体の効率が下がり、その結果部下の仕事量が増えていたりという場合もあります。
対処法としては、まず自分がやる仕事が適切でないと感じたら事前に確認をする事、そしてできるだけ自分の仕事量を増やすことです。

「これやっておきます。」と言って振られる前に仕事を渡してもらう事ができれば、その後は自分の思うようにできるようになります。

嫌いな理由と対処法3~性格が悪い~

仕事だけでなく仕事外でも自分勝手だったり人を見下していたり、一緒にいて不愉快だと感じる上司も多いです。

対処法は、冷静に仕事の関係だという事を再確認して影響を受けないように付き合っていく事です。仕
事ですので必要以上に関わることはありません。

また、そんな上司が人として間違っていると思っているのはあなただけではありません。

嫌いな上司に対抗する人徳力を得るために

以上の嫌いな上司の特徴をふまえて対策をしながら、次は周りの同僚にプラスになるような振る舞いをしていくようにしましょう。

人徳を得るための方法1~正しい判断をする~

まず、大切なのは人として色々な場面で正しい判断をする事です。

上記にあげたような上司は誰だって嫌いです。
そんな上司を上司だからという理由だけで好きになる必要はありません。

間違っている事をしっかり認識できる人は周りからも慕われやすいです。

人徳を得るための方法2~明るく前向きに~

明るくて常に前向きな人は周りからも一緒にいて楽しいと感じてもらいやすく、自然と人が集まってくるものです。
またそのような人というのは、真面目だったり誠実だったりする事もあって慕われやすいです。

人徳を得るための方法3~思いやりがある~

「私やっておくから先に休憩行っていいよ!」などと、いつも気遣いを忘れない優しさのある人は誰からも好かれやすいです。
相手を思って相手が笑顔になってくれるような事をたくさんしていくと、自然と職場にも笑顔が増えていきます。

上司をたてる事も忘れずに

社内の立場が上がっていくほど多くの部下ができて責任も伴ってくるので、どうしても職場の一人一人を軽視しがちです。

しかし周りの仲間を思いやって大切に関係を築いていく事で人徳が得られ、会社内での自分のポジションもできてきます。
すると例え権力のある上司だとしても、好き勝手にものを言う事は減ってくるはずです。

意見も聞き入れてもらいやすくなったり、仕事を振ってもらいやすくなったりしてきます。

ただし、だからといって上司に対して今までのうっぷんを晴らすために失礼な振る舞いをするのはNGです。
社内の空気も悪くなりますし、せっかく得た周りからの信頼も失われてしまいます。

上司を立てつつ円滑に仕事が回るように気を配って振る舞う事を心がけて、みんなが楽しい気持ちで働けるように動くことが大切です。

まとめ

上司を嫌いだと感じてしまう理由

以上、上司を嫌いだと感じてしまう理由をふまえながら、嫌いな上司の対処法と関係を崩す事なく上手く付き合っていく方法についてご紹介しました。

働いている人はみんな人間で色々な人がいるので、嫌いな上司が一人もいない職場を探すというのはとても難しいです。
でも少し視点を変えて適切に対応をしていくことで、嫌いな上司とも上手く付き合っていけますし周りの空気もよくなってみんなが働きやすくなっていきます。
嫌いな上司に腹が立つという方や職場の人間関係で悩んでいる人などは、是非上記の方法を参考にして良い人間関係を築いてみてください。