「夕方になると、化粧崩れが酷い。」
「オイリー肌で、いつも化粧がドロドロになってしまう。」
あなたにはこんな悩みはありませんか?
せっかく毎朝、時間をかけてメイクをしても、すぐに化粧崩れしてしまうのでは意味がありません。
そこで今回は、オイリー肌の女性も安心の、化粧崩れを防止する為のスキンケア方法3つをご紹介します。
化粧崩れを防止する正しいメイク落としの方法とは?
あなたは、オイリー肌だからといって洗浄力の高いオイルクレンジングを使ってはいませんか?
オイルクレンジングは、どんなに濃いメイクをしていても直ぐに落ちてしまうので、
1番、効率よく綺麗にメイクを落とすものだと考えている女性も少なくありません。
しかし、実際には化粧崩れをしてしまう女性の多くはオイルクレンジングを使用しているのです。
オイルクレンジングは、確かに表面の汚れを手っ取り早く取り除いてくれます。
しかし、だからこそ多くの女性が時間をかけずにメイク落としを終わらせてしまいます。
実は毛穴の奥に残っている汚れや油分をしっかりと落とすには、ある程度、肌を温めて毛穴を開かせてからメイクを落とす必要があるのです。
オイルクレンジングを使うと、毛穴が開く前にメイク落としが終了してしまう為、毛穴の奥に残った汚れが残ったままになってしまいます。
毛穴に汚れが残ったまま、化粧水をつけても肌に栄養分が十分に吸収されないだけでなく、翌日は、毛穴に汚れが残ったままメイクをする事になります。
毛穴に汚れが詰まったままメイクをする事になるので、肌トラブルが起きやすくなるだけでなく、
化粧崩れの原因となってしまうのです。
では、しっかりと毛穴の汚れを落とすにはどうしたらいいのでしょうか?
できれば、メイク落としには「クリームタイプ」のものを選びましょう。
クリームタイプのメイク落としは、必然的に時間をかけてメイクを落としていく為、肌が温まり毛穴が開いて汚れが落ちやすくなるのです。
また、オイルクレンジングと違って肌への刺激があまりないので敏感肌・乾燥肌の人にもおすすめのメイク落としです。
化粧崩れを防止する正しい洗顔方法とは?
次に、メイク落としを行なった後に重要になるのが洗顔方法です。
まず、石鹸や洗顔フォームは、泡立てネットなどを利用してしっかりと泡立てる事が重要です。
しっかり泡立てたら、泡で優しく顔を洗っていきましょう。
出来るだけ、指が肌に触れないよう泡をクッションのようにして洗顔するのがベストです。
肌は、摩擦のような刺激を受けてしまうと、肌のバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下してしまうと、肌を守ろうと過剰な皮脂を分泌させてしまうのです。
その結果、オイリー肌が促進されて化粧崩れの原因となります。
刺激による皮脂の過剰な分泌を予防するためにも、洗顔の際には、優しく丁寧に洗うことを心がけましょう。
また、洗顔は長い時間かけて行うのではなく2〜3分内には終わらせて、しっかりとすすぎを行う事が大切です。
肌質によって保湿の方法を変えよう
オイリー肌には、生まれつき皮脂が多いタイプと隠れ乾燥肌の2タイプが存在しています。
生まれつき皮脂が多いタイプの女性は、化粧水だけで保湿を行なっても問題ありません。
生まれつき皮脂の多い人は既に十分な油分が肌に存在しているため、乳液などで油分を与えてしまうと、油分が過剰に肌に存在することとなり、化粧崩れの原因となってしまいます。
なお、もともとオイリー肌の女性は化粧水の成分の中でも「ビタミンC誘導体」を選ぶといいでしょう。
ビタミンC誘導体には、過剰な皮脂の分泌を防ぐ作用があるだけでなく、酸化を防ぐ作用があります。
オイリー肌の人は夕方になるとファンデーションに含まれる油分が酸化して茶色くなり、肌がくすみがちです。
その点、ビタミンC誘導体は、皮脂の分泌と酸化を防ぐためそれらの問題を解決してくれます。
次に、隠れ乾燥肌の人は、肌が乾燥しすぎてバリア機能が低下している為に、皮脂の過剰な分泌を招いてしまいオイリー肌になってしまいます。
隠れ乾燥肌の人は、とにかくしっかりと保湿を行う事が大切です。
だからと言って、ただ化粧水を大量に肌につけても本当の保湿はできません。
化粧水の成分のほとんどは「水分」ですので、肌が吸収できる水分には限界があります。
化粧水だけでは限界があるからと、乳液などの油分に頼っても油分の水分保持力はおよそ2〜3%だと言われています。
乾燥肌を防ぐには、水分保持力の高い成分を選ぶ事が大切です。
最も水分保持力の高いと言われている成分はセラミドです。
セラミドは、角質層の約80%以上の水分を保持しています。
次に水分保持力の高い成分は、ヒアルロン酸・コラーゲンなどです。
肌の乾燥によって皮脂が過剰に分泌されていると思われる人は、
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどが配合された化粧水を選びましょう。
まとめ
化粧崩れを防止する為には、過剰な皮脂の分泌を防ぐ事が重要です。
過剰な皮脂を防ぐには正しいメイク落とし・洗顔を行い、しっかりと肌の汚れを落とす事が大切です。
また、摩擦などの刺激は、肌のバリア機能の低下を招きオイリー肌の原因になってしまいますので、
メイク落とし・洗顔は優しく丁寧に行いましょう。
保湿方法は、生まれつき皮脂が多い人は過剰な油分を与えない事が大切です。
隠れ乾燥肌の人は、水分保持力の高いセラミド・コラーゲンなどが配合された化粧水を選ぶといいでしょう。
正しいスキンケアの方法を実践して化粧崩れのないお肌を手に入れましょう。
プロフィール:10代の頃からニキビ・オイリー肌に悩んできた過去があります。
これまで様々な化粧品などを試しただけでなく、数々の美容法(レーザー)なども体験し、美容に関しては、人一倍詳しくなった美容マニアの30代女性です。