この記事を書いた人
【ペンネーム】ゆり
【プロフィール】職場の人間関係に悩まされ、常にモヤモヤしていた時期があります。どうしたらこのモヤモヤした気持ちが晴らせるか、心理学やホルモンについて調べていた時期があります。また、少し考え方を変えるだけで、ガラッと見方が変わり、幸せな気持ちになることがわかりました。
「ああ〜、あいつムカつくなぁ!」
「またダメだった…自分はなんてダメなぁ人間なんだ」
「イライラがおさまらない、どうすればいいんだ!」
嫌な気持ちが心を占領してしまって、離れないことってありますよね。
すごく辛くて、早く気持ちを切り替えたい。
ここでは、嫌な気持ちをなくす方法をご紹介します。
セロトニンを分泌させる
なんとなく最近イライラする事が多い、嫌な気分な事が多い、というあなた。
もしかしたらそれは、幸せホルモン「セロトニン」不足のせいかもしれません。
セロトニンは、神経伝達物質の1つで、セロトニンが不足することにより、緊張・精神疾患・気分障害が起こると言われています。
それでは、どのようにしたらセロトニンを増やす事ができるでしょうか?
一定のリズムで運動する
セロトニンは「一定のリズム運動」をすることにより分泌されます。
そして、「一定のリズム運動」のペースとしては、「1秒間に2回」の運動を20分程度続けることにより脳内のセロトニン濃度が高くなります。
一定のリズム運動として手軽なものには、咀嚼(そしゃく)、呼吸、スクワット、ウォーキング、軽いジョギングなどがあります。
例えば、ガムを1秒間に2回のペースで20分間咀嚼する。
1秒間に2歩のペースで20分間ウォーキングする。
このようにして、手軽にセロトニンを分泌させることができます。
太陽の光を浴びる
セロトニンは太陽の光を浴びることにより分泌させることができます。
冬で天気の悪い時期が続くと、なんだか気分がイライラしたり、鬱々としてくることはありませんか?
冬は日照時間が少ないため、太陽の光を浴びることが少なくなり、セロトニン不足に陥りがちなのです。
セロトニンを分泌させるために必要な日光浴の時間は1日20分〜30分です。
「一定のリズム運動」と組み合わせて、20分間外でウォーキングするのもセロトニンを分泌させるのに効果的ですね!
嫌なことを考えている時の目線
「目は口ほどに物を言う」という言葉のとおり、実は眼球運動は、脳の働きととても密接な関係があるのです。
嫌なことをを思い出している時、あなたの目線はどの方向を向いていますか?
たとえば、左下とか、右下とか、だいたい同じ方向を向いているのではないでしょうか。
それならば、嫌なことを思い出してイライラするたびに、目線の方向を左上や右上に変えてみましょう。
目線の方向を変える事により、嫌なことを考えてイライラしにくくなるはずです。
輪ゴムで弾いてみる
「ネズミのレバー倒し」をご存知でしょうか?
「ネズミが檻から出ようとするたびに、電気ショックを与えると、ネズミは檻にとどまることを学習する」というものです。
ここでは少々手荒いですが、効果は抜群の方法をご紹介します。
まず、手首に輪ゴムを巻きつけておきます。
そして、いつものように嫌なことを思い出してイライラしたり、モヤモヤしてきたら手首の輪ゴムをパチン!と弾いてみて下さい。
これを続けていると「イライラしたり、嫌なことを考えない習慣」が身につき、イライラしにくくなります。
スキンシップを取る
「オキシトシン」というホルモンをご存知でしょうか?
「オキシトシン」は女性の出産時に、子宮収縮や、母乳分泌の働きをするホルモンです。
近年オキシトシンは、それ以外にも様々な効果があることがわかってきました。
愛情を促し信頼を深めたり、ストレスが緩和されたり、共感力が高まったり、社交的になったり、他者に対して寛容になることがわかったのです。
つまり、オキシトシンを分泌させることにより、イライラや嫌な気持ちを防ぐことができるのです。
それでは、どのようにしたらオキシトシンを分泌させることができるかですが、ずばり、「スキンシップ」を取ることです!
もしあなたに配偶者や恋人、子どものいない場合でも、ペットや、マッサージを受けることでもオキシトシンを分泌させることができます。
ぜひ試してみて下さいね。
原因そのものから逃げる
どうしても嫌な気持ちから逃れられない場合はどうすればいいでしょうか?
無理に我慢し続けて、自分が壊れてしまってはいけません。
最終手段として逃げることも必要です。
例えば、今の職場で上司や同僚から毎日意地悪され、自分の手柄も横取りされてしまう。
そんな職場から逃げたい場合、逃げるのは、全く恥ずかしい事ではありません。
正しい逃げ方を知らないから、モヤモヤ嫌な気持ちになってしまうのです。
ここでは、正しい逃げ方をご紹介します。
あなたは、自分が幸せでいるために、自分の環境を自分で選んだり、作り上げなければなりません。
「今の環境が嫌だから逃げる」事と、「自分の幸せな環境に身を置くために逃げる」事は違います。
例えば、「意地悪な上司や同僚から逃げたいから仕事を辞めよう」とするのではなく、「自分の能力が正当に評価がされる職場に転職しよう」と考えるのです。
もし職場を辞めたとしても、嫌な気持ちは残らず、ポジティブな気持ちになるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
少し工夫するだけで、嫌な気持ちがなくなり、毎日幸せに過ごせます。
あなたの人生にお役に立てましたら幸いです。