猫にしつけをする方法!猫の習性を知れば簡単にしつけはできる

この記事を書いた人
【ペンネーム】ぱんだ
【プロフィール】私は大の猫好きです。動物全般が好きなのですが、我が家には猫がいることもあり猫が一番好きです。生後4ヶ月のときから家族になった我が家の猫は、現在17歳になりました。この猫のために日々猫のことを勉強しています。その成果か我が家の猫は爪とぎ以外では爪をとぎません。トイレも失敗することなく、噛まれたことも引っかかれたこともないです。

猫は自由さがウリでもある動物ですよね。

好きなときに寝て遊んで、自由気ままで羨ましくなるほどです。
ですが自由であるために「しつけ」に苦労することがありますよね。

でも実は、猫のしつけ方法は簡単なのです。
しつけが上手くいくと、あなたと猫の関係もよくなっていくので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

猫にしつけをする方法!猫は犬とは違うことを理解してあげる

しつけと聞くと

「しつけ」と聞くと、どうしても犬のようなしつけを想像してしまいまよね。

結論からいうと猫には犬のような方法でしつけはできません。
ですが、しつけ自体はできるのです。

どういうことかというと、猫と犬は全然違う動物なので、猫のしつけは猫に合わせてあげないといけないのです。
つまり猫でいうしつけ方法とは「猫をうまく誘導する」ことです。

犬は群れで生活する動物なので、飼い主がリーダーとなれば言うことを聞いてくれますよね。
ですが猫は単独で生きる動物なので、そもそも「誰かに従う」ということがないのです。

もちろん怒れば猫だってしぶしぶ言うことを聞くこともあります。
でもあくまで「怒られるのが嫌だから」というだけなので、なぜダメなのかは理解しないのです。

怒ることは猫にストレスを与えるだけなのでできるだけ止めておきましょう。
まずは犬とは違うということを知ってあげることが、猫にしつけをする方法にもなります。

猫にしつけをする方法!爪とぎ編

猫に爪とぎのしつけをする方法は簡単です。

うまく誘導し、もっとお気に入りの爪とぎを用意すればいいのです。
例えば壁や家具での爪とぎをされるととても困りますよね。

そんなときは怒らず他の爪とぎを用意していきましょう。
猫の性格によって立ったまま爪をとぎたい、かなり硬めの材質でとぎたいなど好みがあります。

普段猫が爪をとぐ様子を観察し、壁のような硬いものが好きであれば麻素材の爪とぎを用意しましょう。
糸くずがでるような材質のものが好きであれば爪のひっかかりが良い段ボール素材、布素材の爪とぎを用意します。

それを普段爪とぎする場所の近くに置き、黙って様子をみます。

立って使うタイプが好きか座ってするタイプが好きかも考えてくださいね。
猫の好み、爪とぎの位置を考えて選択し、「お気に入りの爪とぎ」となればしつけ成功ですよ。

猫にしつけをする方法!乗ってほしくない場所を守る

乗ってほしくない場所に乗らせないようにするには、他にお気に入りの場所を作ってあげることが手っ取り早いです。

たいてい猫が乗るのはある程度高い場所ですが、それはどうしようもありません。
猫は単独で生活する習性があるので、危険を察知するためにも高いところは無条件で落ち着きます。
そのためその習性を変えることはできないのです。

そこで代わりにお気に入りの場所をつくってあげることで、乗ってほしくない場所を守ります。
まずは猫が乗る机などを観察しましょう。

すると隅にある、人が通らない、外が見える、温かいなどの特徴があるはずです。
ですからその特徴をそなえた、より良い場所をつくると勝手にそちらに移動します。

どうしても移動しない場合は乗って欲しくない机などに水をかけておく、粘着を弱くしたテープを両面テープのようにして貼っておくという方法をとります。
そういったことを猫は嫌がるので「ここは居心地がよくない」と判断して乗らなくなりますよ。

まずは1週間、ダメなら1ヶ月ほど続けていきましょう。
猫にとって好きな場所ではなくなっていくので、この方法なら早ければ1日で効果があります。

でも可哀想なので、まずは他に環境のいい場所をつくってからこの方法を試すようにしてくださいね。

猫にしつけをする方法を試す前に!気をつけるべきこと

猫にしつけをするときは無理矢理しないようにしましょう。
そして「飼い主がしている」とバレないことも大事です。

というのも、猫は肉食の動物なのでもともと気が強いです。
弱気であれば自然界で生きていくことができませんから、もともとそういう生き物なのです。

ですから無理矢理しつけをするというのはとても嫌がります。
例えば、新しい爪とぎを飼い主の方からアピールしすぎると嫌になって使わないこともあります。
あくまで「猫から動くようにうまく誘導する」ことが大事ですよ。

そして「飼い主がしている」とバレないようにというのは、猫に嫌われないためです。
例えば猫のしつけ方法に「猫が机に乗ったら少量の水をかける」というのがありますが、飼い主が水をかけたとバレてはいけません。

「ここに乗るとなぜか水がかかるから嫌」と思ってもらえればしつけ成功となりますが、飼い主が水をかけているとバレると成功しません。
嫌われてしまうこともあるので、猫が嫌がる方法でしつけをするときは「飼い主がしているとバレないように」してくださいね。

まとめ

猫は犬とは違います

猫は犬とは違います。
犬のようなしつけはできませんが、気分屋なのでその気分を利用した方法でしつけをすると簡単です。

猫は家で暮らすという時点ですでに生活を人間に合わせてくれているので、あとはできるだけ猫の気持ちに合わせてあげてくださいね。

一番大事なのは、猫をうまく誘導することです。
しつけは人間のためのものなので、猫の気持ちを理解して負担にならないようにしてあげましょう。

そうするときっと猫もすんなりいうことを聞いてくれますし、あなたと猫の関係ももっと良くなりますよ。