この記事を書いた人
【ペンネーム】橋本ゆう
【プロフィール】私は現在専業主婦ですが、美容師でもあります。
以前働いていた美容院では髪のケアを徹底していたので、当時はよく講習にも参加していました。
美容全般のことが好きですが、髪は専門分野です。
パサパサ髪になると見た目も手触りも悪いですよね。
ツヤツヤしたキレイな髪の毛は女性からみてもすごく素敵でつい見てしまいます。
でも実は、髪の毛はちょっとしたことに気をつけるだけでキレイになっていきますよ。
ここではパサパサ髪をキレイにする方法を紹介していきます。
できるだけお金をかけない方法ばかりなので今日から実践できますよ。
パサパサ髪になる理由
髪は乾燥や刺激、栄養不足でも痛みます。
つまり、髪が痛むのは普段の生活習慣からです。
髪の毛1本1本の構造はストローのようになっていて、中に栄養と水分が入っています。
一番外側にウロコ状のキューティクルがあり、そのキューティクルがはがれることで髪が痛んでいくのです。
キューティクルがはがれると中の栄養や水分がなくなっていくのでパサパサになるのですね。
つまりパサパサ髪からキレイな髪になる方法は、髪の中に栄養を入れてキューティクルを整えることなのです。
そのためには乾燥を防いで刺激を与えず、毎日ケアしていくことが大事ですよ。
日常生活のささいなことでもパサパサ髪になってしまう
パサパサの髪の毛になるのは、紫外線や乾燥です。
そして、クシを使う、手で髪を触るというのもパサパサ髪になる理由です。
髪がパサパサになるとつい気になって触ってしまいますよね。
でも実はそれもパサパサ髪を悪化させていますよ。
人種によって髪質に違いがありますが、日本人の髪は痛みにくいといわれています。
ただしその代わりにパサパサになると修復しにくいという特徴があるのです。
クシを使うのはある程度仕方がないですが、キレイな髪にしたいならできるだけ使わない、手で触らないのも美髪をつくる方法の1つです。
触らないようにするという方法だけでキレイな髪に一歩近づけるので簡単ですね。
パサパサ髪をキレイな髪に!ドライヤーの使用方法
ドライヤーの正しい使用方法をご存知ですか?
キレイな髪になるためにはドライヤーの正しい使用方法を知っておくといいですよ。
毎日のことなので続けるとしっかり効果がでてきます。
ドライヤーは髪から30cmくらい離して使い、髪をかき上げながら頭皮から乾かすようにします。
時間をかけすぎるとパサパサ髪になってしてしまうので内側から乾かし、時間短縮をしていきます。
部分的に熱を集中させると痛みやすいので、一部を乾かしてからではなく全体を均一に乾かしていくといいですよ。
髪は濡れているとキューティクルがはがれやすいので、しっかり乾かすようにしましょう。
これはパサパサ髪をキレイにする基本となる方法ですよ。
ちゃんと乾かすというのは完全ドライともいい、「全く湿っていない状態にする」ということなので念入りに乾かしましょう。
シャンプーとトリートメントを見直してパサパサ髪をリセット
パサパサ髪をキレイにしたいならシャンプーとトリートメントは見直すべきです。
特にシャンプーは大事なので、自分にあっているかどうかチェックしていきましょう。
チェックする方法は洗い上がりと乾かしたあとの手触りです。
シャンプーを流したあとにキシキシしているのであればそのシャンプーは向いていません。
キシキシは髪の大敵です。
栄養成分が足りていないので、他のシャンプーをおすすめします。
そして乾かしたあとの頭皮がペッタリしていないかどうかも重要ですよ。
シャンプーには髪や頭皮の汚れをかきだすという役割がありますが、汚れが落とせていないから頭皮がペッタリしてしまうのです。
保湿成分が強すぎるという場合もありますが、頭皮が詰まるとキレイな髪が生えてこないのでどちらにしても交換をおすすめします。
トリートメントを選ぶ方法は、髪質と髪の状態にもよります。
あなたの髪が細いのであれば保湿は強すぎないもの、髪が硬いのであれば保湿成分が強めのトリートメントがおすすめです。
シャンプーはノンシリコンの方がいいので、あとは髪質や状態によって選んでくださいね。
一般的にインバストリートメントは髪の中、アウトバストリートメントは外側のキューティクルを修復する力が強いです。
最低でもインバストリートメントは使い、できればアウトバストリートメントも使っていきましょう。
痛みが気になったら!特別ケアでパサパサ髪を修復する方法
パサパサ髪はそのままにしておくと余計に酷くなります。
水分を保つことができない状態になっているので、集中ケアをしてキレイな髪に変えていきましょう。
おすすめは、お風呂でトリートメントをしてラップをするという方法です。
多めにトリートメントを塗って髪をまとめ、上からラップをしていきます。
そのまま10~15分程度おき、しっかりすすいで終わりです。
頻度は週に1~2回ほどを目安にしてくださいね。
このとき使うのは「トリートメント」と書いてあるものにしてください。
「コンディショナー」と書いてあるものは髪の内部に浸透する力が少ないです。
「リンス」は表面だけをキレイにするものなので、パサパサ髪を内部から修復することはできませんよ。
トリートメントは温かい環境の方が浸透します。
お風呂なら温かいですし頭皮も温まっているので効果的です。
この方法を週に1~2回行っていきましょう。
すると1ヶ月くらいで効果がでやすく、キレイなまとまりのある髪になりやすいです。
まとめ
パサパサ髪になる理由は、髪のキューティクルがはがれてしまい、中がスカスカになっているからです。
この状態の髪をキレイにする方法は、シャンプーで汚れを落としつつトリートメントで栄養を中に入れていくことです。
キューティクルを守るためにもアウトバストリートメントも併用するともっと効果的です。
肌は手入れをするとキレイになりますよね。
髪は肌よりも修復しやすいので、しっかりケアするとパサパサ髪もキレイになりますよ。
ここで紹介した方法は日常的にできることばかりなのでぜひ実践してくださいね。