結露の対策方法を難易度別に紹介!しっかり対策して快適な冬を

この記事を書いた人

【ペンネーム】ダイスケ
【プロフィール】若い頃からDIYが大好きで自分で家具などを作ったりしていました。今でも趣味で家具作りもしていますが、最近は簡単なリフォームのような事もやるようになり日曜大工を楽しんでいます。

あなたの家は結露対策されていますか?

結露を放っておくとホコリが付いて窓の汚れの原因になるだけでなく、カビの発生やサッシの劣化の原因にもなってしまいます。

実は結露は自宅にある簡単なものなどで対策できる方法もあったりします。
そこで今回は、結露対策の方法を難易度別に3つに分けてご紹介します。

すぐにできるものから本格的な対策方法まで色々あるので、ぜひ参考にしてみてください。

結露の対策方法~初級編~

まずは簡単ですぐにできる方法からご紹介します。

結露ができるのは冬の寒い季節だけですから、できるだけお金をかけたくないという方も多いと思います。
初級編は無料でできる簡単なものばかりなので、すぐに対策することができます。

部屋を暖めすぎない

暖房をつけて部屋が暖まって外との温度差ができると、窓が結露してきます。
この温度差が大きければ大きいほど窓は結露しやすくなります。

ですので、できるだけ部屋の温度をあげすぎないように暖房を設定すると結露しにくくなります。

換気をして空気を入れ替える

結露で温度と同じくらい重要なのが湿度です。

部屋の中の湿度が高ければ高いほど、外気で冷たくなった窓に水滴が付きやすくなります。
特に洗濯物を干していたり、水を多く使うキッチンや脱衣所などは湿度が高めです。
できるだけ換気をして空気を入れ替えてあげる事で、結露をしにくくすることができます。

こまめに拭く

結露は空気中の水蒸気が徐々に窓についていく現象です。
ですので、その水蒸気が水滴になる前に拭いてしまえば結露することはありません。定期的に拭く必要があるのでなかなか大変ではありますが確実な方法です。

新聞紙を貼る

定期的に拭くのは面倒という場合は、新聞紙を窓に貼り付けてしまいましょう。

結露して濡れている窓ならそのまま貼れますし、吸水性は抜群です。
十分に吸ったらそのまま丸めてゴミとして捨てられますし、とても簡単で便利な方法です。

ただし見た目がとても悪いので、ひと目につかない部屋の窓などで行うようにしましょう。

結露の対策方法~中級編~

続いて中級編のご紹介です。

できるだけ安価にしっかり効果がある対策をしたいという方におすすめの方法です。
ひと手間かけるだけだったり安価で購入できるグッズを利用するものが多いので、比較的簡単に誰にでも行うことができます。

暖房器具を変える

もしガスや灯油などのヒーターを使っているなら、エアコンに変える事で結露しにくくすることができます。

ガスや灯油などのヒーターは、燃焼時に水蒸気が発生するためとても結露ができやすいです。
エアコンは水蒸気を発生させずに暖めることができるので、結露の発生を抑制することができます。

ただし気温が低い地域でエアコンで部屋を暖めると、高い電気代がかかってくるので注意は必要です。

吸水シートやテープを使う

吸水シートや吸水テープは、窓に貼るだけで結露を防いでくれたり水滴が垂れてしまうのを防いでくれるのでとても簡単で便利です。

ホームセンターだけでなくネット通販や100均などでも購入できるので、安価で高い効果が期待できます。
ただし、それらは永久に使えるものではなく汚れてきたら交換しないと、シートやテープが原因でカビが生える場合もあるので注意しましょう。

水滴取りワイパーで結露除去

窓を掃除する時に使うようなT字の形をした水滴を取るためのワイパーもあります。

普段の窓掃除の際にも使えますが、結露を取り除くのに非常に便利に使えます。
タオルで拭いても結露を取る事はできますが、そのタオルを干す事で湿度が上がり結露ができやすくなる悪循環にもなりやすいのでワイパーがおすすめです。

洗剤を使って拭く

結露対策で簡単で高い効果が得られることから評判の方法が、洗剤を使った窓拭きをする事です。

洗剤に含まれる成分のおかげで水滴が集まりにくくなるので、窓についた水蒸気が蒸発しやすくなり結露ができにくくなります。
200mlの水に大さじ1杯弱ほどの洗剤を入れて、泡立てたりせずにタオルを浸して拭くだけでできるので簡単です。

効果は数日で切れてしまうので定期的に拭いてあげる必要がありますが高い効果があります。

窓の外を覆う

ダンボールや梱包材(ぷちぷちのシート)などを窓の外に貼り、外側からの冷たい熱を防ぐことで結露を防ぐという方法もあります。
窓を塞いでしまうのでできる場所は限られますし、特にダンボールで塞ぐと光も遮ってしまいますが効果は高いです。

結露の対策方法~上級編~

最後は結露対策の上級編のご紹介です。

上級編は非常に高い効果が期待できますが、費用も高かったりちょっとした工事が必要だったりもするので本格的に対策をしたいという方向けになります。

断熱ガラスにする

普通のガラスは1枚板で断熱性はほぼないので、中と外の温度の差が激しくなりやすいです。

そのため結露するわけですが、窓ガラスを断熱効果のあるものに変えることで結露しにくくすることもできます。
費用は高いですが外気温が部屋の中に伝わりづらくなるので部屋も温まりやすいですし、夏場は反対にエアコンで室内を冷やしやすくもなります。

窓用のヒーターを使う

断熱ガラスなどを使っても、湿度が高い部屋などでは結露が出来てしまう場合もあります。

そんな時は窓ガラスを温めてしまう事で強制的に結露ができにくい状態を作る事もできます。
窓専用のヒーターが販売されていて、効率よくガラスを温めてくれて結露を防げます。

棒状になっていて目立たないので、部屋のデザインを害すことなく高い結露対策ができます。

古い家屋は窓ガラス以外も注意

築年数が古い物件の場合は窓ガラス以外も結露する場合があります。

結露は外と中の温度差によって発生しますが、古い家屋は断熱材が老朽化していたり良い断熱材が使われていないということも多いです。
結露対策を行う時には、特に結露の多い部屋は窓だけでなく窓の周辺や部屋の隅、家具の裏などもチェックして対策していくことが大切です。

家具の裏の壁に結露ができているような場合は、壁と同時に家具も劣化しやすくなるので注意しましょう。
壁から少し離して空気の通り道を作ってあげるだけでも結露対策になります。

もしそういった場所を見つけたら家具の配置を少し変えてみるなど工夫すると良いです。

まとめ

誰でもすぐにできるもの

以上、誰でもすぐにできるものから本格的な結露対策まで、難易度別の結露対策の方法をご紹介しました。

結露は窓に水滴が付くだけでなく家を痛めてしまったり、カビなど健康にも影響してきます。
簡単にできる方法もたくさんあるので、しっかり対策して快適に冬を過ごしましょう。