昨今、会社勤めをしながら副業を始める人が増えてきました。
有名な企業が公に許可したということもあり、ある種の副業ブームが到来しているのかもしれません。
しかし、「どのように副業を始めればいいのか分からない!」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、副業にはどのようなものがあるか。
そして、副業で稼ぐための強い味方であるクラウドソーシングについて解説します。
副業で稼ぐには?まずは副業の種類を知ろう
副業の意味を紐解くと、「本業以外で行う仕事」というものになります。
すなわち、本業以外の場所で行う仕事は全て副業と言っても過言ではないため、副業の数は無限にあると言ってもよいでしょう。
副業の種類としては、下記のようなものが挙げられます。
アルバイト
本業が終わった後に違う場所でアルバイトをするのも立派な副業です。
身体的に少々キツいかもしれませんが、決まった時給を貰えるのが魅力です。
投資
株式投資やFX、仮想通貨への投資もメジャーになってきました。
うまくポジションを持つことができれば一攫千金を狙える反面、大きく損をする可能性もあるのが特徴です。
ネットオークション、せどり
購入したものを購入価格以上で売ることができれば利益に繋がり、副業として成り立ちます。
自分が持っているものを売却する分には「業」とは言えないかもしれませんが、どこかから仕入れたものを売る場合は副業といってもよいでしょう。
民泊、カーシェアリング
自分の持っている資産を貸し出すことによって利益を得る方法です。
民泊は空いている部屋を貸し出し、カーシェアリングは車を貸し出すことになります。
資産を眠らせておくのはビジネス的にマイナスとも言われているため、所有している資産を積極的に活用すれば家計にプラスになるでしょう。
懸賞、モニター
懸賞やモニターで稼ぐのも副業の範疇に入ります。
趣味程度に懸賞を送る分にはその限りではないかもしれませんが、明確にリターンを求めて行う場合は「業」と呼んでも差し支えないでしょう。
レッスン講師、インストラクター
何かしらのスキルがあるのであれば、それを誰かに教えてお金を得ることができます。
現代は多種多様なものに対する需要が増えているため、「まさか」と思うようなスキルにニーズがあるかもしれません。
アフィリエイト
アフィリエイトはインターネット上にサイトやブログを作り、そこを訪れた人が物品を購入した際に手数料が発生するシステムです。
一度仕組みを構築すれば半永久的に稼ぐことができますが、利益が発生するまでに多くの時間と労力をかける必要があります。
副業で稼ぐなら、クラウドソーシングを利用しよう
副業で稼ぎたいなら、クラウドソーシングサービスを積極的に利用するのもおすすめです。
クラウドソーシングとは、インターネットを介して仕事を依頼したい人と受けたい人をマッチングするサービスです。
マッチングされる仕事には多くの種類があり、自分が持っているスキルを活かすこともできるでしょう。
本業で得たスキル(プログラミングなど)や実績をもって仕事を得るのが一般的ですが、新しいことを始めるのもよいでしょう。
そこで得たスキルを本業に活かせれば、給与や評価のアップも狙えるのではないでしょうか。
なお、有名なクラウドソーシングサービスとして、「ランサーズ」や「クラウドワークス」などがあります。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングを利用するメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。
仕事の種類が豊富
クラウドソーシングには多種多様な仕事の依頼があります。
その中から自分がやりたいものを抽出する感じなのですが、最初は案件が豊富すぎて迷ってしまうかもしれません。
自分のスキルに見合ったもの、そして報酬額が適正なものを選びましょう。
報酬のとりっぱぐれが少ない
雇用されている場合は給与の支払いが保証されていますが、そうでない場合は相手の契約履行意思によって支払いが行われます。
そのため、中には「契約通りに納品したのに報酬が支払われない」ケースもあります。
クラウドソーシングサービスを利用すれば、クライアントが報酬を先払いしてから業務を始められるため、そのリスクを低減できます。
クラウドソーシングのデメリット
対して、クラウドソージングのデメリットは下記の通りです。
労働基準法に守られない
会社員やアルバイトを雇う場合、雇用者は「労働基準法」という法律を守らねばなりません。
しかし、クラウドソーシングを介して働く場合は「雇用」にあたらないため、労働基準法の枠外で働くことになります。
契約前には、報酬金額や内容をしっかりとチェックしておきましょう。
スキルがないと稼ぐのは難しい
クラウドソーシングには多くの仕事がある反面、誰でもできるようなものは報酬が低い傾向にあります。
専門的なスキルがあれば稼ぐこともできますが、そうでない場合は少々難しいかもしれません。
もちろん、実際に仕事をしながらスキルアップに努めるのも手です。
まとめ
クラウドソーシングを利用することで、営業せずとも仕事を得ることができます。
また、報酬はクライアントが先払いし運営側によって管理されているため「納品したのに報酬が支払われない」などのリスクも低減されています。
一方、クラウドソーシングを介して働く場合は「雇用」には該当しないため、労働時間や最低賃金は保証されません。
そのため、ある程度の自己責任を要求されることになるでしょう。
なかなか給与が上がりにくい昨今、本業以外で稼ぐことが重要になりつつあります。
自分に合った副業を探し、新しい収入の柱を作りましょう。
プロフィール:以前は会社勤めをしていましたが、今はフリーランスライターとして生計を立てています。サラリーマンとして働いた経験とフリーランスの経験を活かし、多くの人に役に立つ情報を発信すべく今日も仕事に励んでいます。